三大祭り ”天神祭”

7月に行われる大きな祭りといえば大阪の天神祭りです。
京都の祇園祭や東京の神田祭と同格であり、日本を代表する三大祭りとしてもカウントされています。

海外の企業もスポンサーになるほど

非常に多くの人が訪れることで知られており、100万人を軽く上回る年も多いほどです。まさに夏の名物と呼ぶのに相応しい祭りとなっています。
大阪には住吉祭など有名な祭りが他にも多数ありますが、それらとは一線を画すといっても過言ではありません。とても規模が大きくて、いろいろな演出が人々を楽しませます。
海外の企業が日本進出のためにスポンサーになっていることでも話題を集めました。

伝統を大事にしながらも新しい「ギャル神輿」

基本的には大阪市の天満宮をメインとして、7月25日の前後に大々的に実施されます。
伝統を大切にしながらも新しい試みが多数なされているのも大きな特徴です。

たとえばギャルが担ぐ神輿は全国的に有名で、テレビで放送されることもよくあります。
このギャルたちは中途半端な決意で参加しているわけではありません。神輿はおよそ200kgの重量を誇るため、しっかりと担がないと一歩たりとも進むのは困難です。
それでも、毎年ギャルたちはとても元気に進んでいきます。
最初は色物として扱われることも多くありましたが、今では祭りを盛り上げる立派な行事となっています。ここで選ばれた彼女たちは、他のイベントにも出演するので期間中は大忙しです。

天神祭の花火

花火も大変迫力があって、会場の付近は身動きが取れないほど混雑することも珍しくありません。
関西屈指の数を誇る花火が打ち上げられます。

あまりに盛況であるため、花火大会という形で天神祭りが紹介されることもあるぐらいです。
しかし、他の花火大会とは明らかに違う点があるので注意しましょう。正式には奉納花火と呼ばれており、本来は神々に見てもらうことが主な目的となっています。一般客はその様子を鑑賞させてもらうという位置づけです。
このように、天神祭りは一般的な祭りの枠をこえた一大イベントになっています。それゆえ、天神祭の本来の意味を知らずに参加している若者も多いでしょう。

菅原道真が天神祭のシンボル

天神祭のシンボルとなる人物は菅原道真公であり、天満宮にまつられています。
大阪市がしっかりと栄えていることを見てもらうための巡行を実施するのが本来の意味合いです。そこには大阪市のますますの発展を願う祈りも込められています。
この巡行は非常に由緒があり、千年を超える歴史があるというのが定説です。
すなわち、大阪の発展と並行して続けられてきた古き良き名物といえます。存続のために、時代ごとに多くの人によって支えられてきたことも特徴の一つです。

重要な存在 「講」

この祭りの構造を理解するには講の存在を知っておく必要があります。
これは祭りの遂行にあたって重要な役割を果たしている団体です。

発祥は明確にはなっていませんが、江戸時代からあったという見方が有力となっています。
大阪は商人の街として古くから栄えてきた歴史があります。そのため、八百屋や米屋のなかで共感できるものたちが集まることで成立しました。

彼らの特徴は、一般客とし参加するのではなく祭事に関わることです。言い換えると、祭事に参加したいのであれば、講に入らなければなりません。この講が推進剤の役割を果たして、数千妊の団体が神具を持って祭りを華やかに彩ります。

そう言われると、講は特別な存在で近より難いと感じる人もいるでしょう。しかし、実際には加入のハードルはそれほど高くありません。しかしながら、徐々に人数が減ってきているという問題があります。そのため、臨時でボランティアなどが加わってサポートしているという事情があるのです。毎年大量のゴミが発生しますが、これらの掃除もそのようなボランティアが精力的に行ってくれています。

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